ドローンを使った新サービスを展開する空撮サービス株式会社は、2015年11月に、ドローンを使った測量空撮事業を開始する。従来は航空機で撮影を行うため高価で広域が対象だった写真測量を低価格で提供する。
ドローンによる測量空撮では自動撮影された多数の写真を処理して正確な3次元地図を作る。このときドローンが撮影した地点の位置情報を写真に追加することにより、精度良く3次元モデルを作成。このモデルから作成した歪みの無いオルソ画像から、距離・面積などを正確に計算することができる。
3次元モデルからは体積計算や断面図作成、3次元模型などを作ることが可能。
同測量サービスは20万円から提供。測量空撮を身近にすることで、土木工事の出来高管理や工事進捗管理、広大な施設の画像作成などへの応用が実現する。
▼サンプル写真

162Haもの広大な棚田を空撮した349枚の写真を画像解析し分解・再構成した歪みの無い正確で鮮明なオルソ画像
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・空撮サービス株式会社